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若宮島
【わかみやじま】


「にゃくの島」ともいう。壱岐(いき)島の北に位置する島。壱岐郡勝本町に所属する。面積0.35km(^2)。新第三紀中新世の勝本層の上に第四紀の無斑晶質玄武岩がのり,北側は100m近い海食崖をなす。これを藤次郎滝とも呼ぶ。壱岐対馬国定公園地域。若宮大明神と妙見宮が鎮座する。古くは烽火台,江戸期は遠見番所,捕鯨勝本組の山見,第2次大戦中は見張所が設置された。現在は灯台があり,海上自衛隊のレーダー基地化している。黒牛の放牧場でもある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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