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鏡川
【かがみがわ】


八代(やつしろ)平野のほぼ中央部,氷川の南側,八代郡鏡町を流れ,八代海に注ぐ2級河川。県立八代農業高校裏手の堰より下流をいい,上流は麓川という。そこで新川が分かれる。流路延長4.5km,流域面積10.0km(^2)。18世紀半には鏡津口番所があり,河港としての機能があった。七百町新地造成後の文政13年,惣庄屋犬塚安太により鏡入江が開削され,以来漁船の往来,貨物の運輸も盛んになり,大正3年の日本窒素鏡工場(のちの日産化学鏡工場,昭和30年閉鎖)の立地要因ともなった。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7224333