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伊美川
【いみがわ】


東国東(ひがしくにさき)郡国見町の中部を南から北へ流れる川。「豊後国志」に,「源は伊美郷赤根山に発す。千灯・野田を経て,新涯ノ東を過ぎ,直流して北の海に入る」とある。流長13.6km。2級河川。農業用水で堰31。流域の文化財は伊美が浜に伊美別宮社がある。仁安3年石清水八幡宮の分霊を祀ったもので,境内の国東塔は国東半島最大のもの。神社の南に伊美城跡,大字千灯字中に五輪塔・石碑群・石殿,字寺迫に宝篋印塔・板碑・仁王像・石風呂・国東塔・五輪塔群・宝塔・千手観音・磨崖仏,久保に五輪塔類・板碑・石室,下松に国東塔,野田に国東塔などがある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7228862