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因尾川
【いんびがわ】


南海部(みなみあまべ)郡本匠(ほんじよう)村西部を東流する川。番匠川の上流をいう。大字山部(やまぶ)の樫峯(かしみね)に水源を発し,東流して,宇根原(うねばる)で上津川(こうづがわ)を合する。さらに堂ノ間・井上・小半(おながら)・波寄(はき)を経て,三股(みまた)で久留須川(くるすがわ)を合する。1級河川。「豊後国志」には「源は佐伯荘樫峯村に出づ。東行山部・坂屋・羽木・井上諸村を経て,南折小半,宇津津・三股を経て,横川の水に合す」とある。頭首工26・灌漑面積117.1ha。支流の上津川・小半川・小川(おがわ)川を合計すると頭首工14・灌漑面積18.7ha。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7228937