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海添川
【かいぞえがわ】


鑪鞴(ろふく)川ともいった。臼杵(うすき)市街地東端を北流して臼杵湾に注ぐ川。2級河川。鎮南山東方の山地に発して北流,大字海添を経て臼杵湾に流れる。流長2.5km,流域面積4.2km(^2)。別称の鑪鞴川の由来は,大友宗麟がキリシタンとなり,国内の寺社を破却し神仏を焼亡したが,海添の東光寺の薬師如来像を海添川原で鑪鞴の火中に投じたところ尊体より水を発し火を消すという霊験を現したことにより鑪鞴川と称するようになったという(臼杵史談)。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7229601