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木立川
【きたちがわ】


佐伯(さいき)市東部を北流する堅田川の支流。番匠川水系1級河川。佐伯市南東部の石草峰(579.7m)に源を発し,大字木立(きたち)を北流,堅田川に入る。流長7.5km・流域面積28km(^2)。8つの頭首工があり,41.6haを灌漑する。上流に大中尾と小中尾の2つの防災ダムがある。中流は涸川になりやすいが,流域一帯はイチゴ・ブドウの生産が多く,県外に出荷。下流はゼロメートル地帯が多く水害危険地域であったが,昭和44年護岸工事の完成をみた。しかし上流の護岸工事は昭和55年完成の予定。本川の亀甲(かめこう)橋は佐伯市大字木立字亀ノ甲にあって,一般県道色宮(いろみや)港木立線と国道388号の分岐点である。昭和48年に拡幅延長して,長さ61.7m・幅員6mのコンクリート橋が完成した。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7230070