新川
【しんかわ】

別府市の北東部を東流する川。自衛隊十文字原(じゆうもんじばる)演習場東側斜面に発し，竜巻地獄や血の池地獄のある内竈(うちかまど)地区の谷をつくり，亀川に至り，別府湾に注ぐ。流長1.78km・流域面積7.5km(^2)。河口付近約500mは一般地方道鉄輪亀川線拡幅のため暗渠になっている。支流に柴石(しばせき)川があり，内竈地区の野田字御手洗付近で合流する。柴石川の流長は3.2km。全体的に水量は少なく，下流域の亀川地区では河川改修がなされ，人工河川の様相を呈する。柴石川の上流に柴石温泉がある。柴石川は上流域から柴の化石が出るところからこの名がある。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7231144