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末広川
【すえひろがわ】


臼杵(うすき)市北部を東流し,臼杵湾に注ぐ川。2級河川。大字北津留(きたづる)の九六位(くろくい)山に水源を発して南流,大字松原から南東流し,大字末広・江無田(えむた)を経て流れる。流長12.0km・流域面積21.1km(^2)。頭首工17,灌漑面積145.5ha。支流を含めると頭首工28,灌漑面積159.4ha。「豊後国志」に,「二源有り,丹生郷松嶽村及び九六位山に発す。松原東に合し,東向して末広・江無田を過ぎ,海に入る。一は玉屋川と名づく」とある。支流中ノ川川は臼杵市北西部の松岳に発し,大字岳谷(たけたに)を経て南西流,落合で末広川に入る。流長7.4km・流域面積12.3km(^2)。上流に洪水・農地の旱害防止を目的に築造された中ノ川ダムがある。灌漑面積約220ha。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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