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竹田津湾
【たけたづわん】


東国東(ひがしくにさき)郡国見町の中部,北海岸にある湾。円錐火山の壮年的に開析された両子(ふたご)火山体北の輻射谷が沈降して形成された溺れ谷による湾。湾口1km・長さ1.5km。両子火山体の開析火山の周囲に発達したこの種の入江中で最大。湾頭は2つの小湾に分岐し,その奥には沖積地があって櫛海・鬼籠(きこ)などの村落が発達している。湾奥は県営竹田津干拓整備事業(昭和33~34年度)により開田されている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7231528