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都甲川
【とごうがわ】


桂川の一支流。江戸期松行川・加礼川と称された各川を統一して都甲川と今日では称している。両子(ふたご)山の西南に源が3つあり,それらは並石で合流,西南流して一畑の水,北迫の水を合わせ,佐尾ノ元で西流する。松行に至り長岩屋川を合し,大力・荒尾・鼎を経て桂川に合流する。流長12.764km。2級河川。川水は農業用水で堰32か所。流域の文化財には,加礼川字外園に産小屋・石室・板碑・五輪塔,字中山に板碑・石祠,字屋山に石室・板碑・国東塔・宝篋印塔,新城に方形造形石堂・五輪塔,松行に石仏・宝塔・板碑,佐屋ノ元に塞の神,梅ノ木に板碑,鴨尾に国東塔,美和字知恩寺に国東塔などがある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7232003