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仲村川
【なかむらがわ】


直入(なおいり)郡直入町の西部を南東流する川。直入町中峠の南の窪地に発して南東に流れ,仲村の西で栗木(くりき)川を合わせ,社家(しやけ)の東で社家川に注ぐ。流域はほとんど断崖・絶壁で,わずかに仲村・社家付近に水田の分布が見られる。仲村川・社家川の間の尾根伝いを行くと,中峠経由で大分郡庄内町大字阿蘇野に行けるが,江戸期はこの尾根道がよく利用された。東の本峠経由で自動車が通るようになり,中峠を通る人は少ない。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7232322