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濁淵川
【にごりぶちがわ】


挾田(はさだ)川ともいう(豊後国志)。大野川1次支川。竹田市北部にある木原(きばる)山(669m)の南西麓に源を発し,竹田市木原(きはら)・高伏(たかぶし)・橋宇津(はしうづ)の南側をほぼ南東流,大字植木(うえき)を経て,折立(おりたて)の東で支流の折立川を合わせる。鏡(かがみ)の南で流路を北東に変え,濁淵を経て,笹無田(ささむた)に至り(この付近では国道57号・国鉄豊肥本線が並行して走る),ここで支流の笹無田川を合わせ,大字挾田を経て,十川(そうかわ)で大野川本流に流入。延長12.5km・流域面積16.2km(^2)。「豊後国志」には「二源有り。一は三宅郷山路村に発す。西南行,田島南を遶り,東南向,高尾枝北を過ぎ,梅木に至る。一は雉箇平北に出づ。東行南折,中野・折立・植木北を過ぎ,千引・七里の間を経て,梅木に到りて相合し,挾田川と為る。また七里の水を会して大野郡に入る」とある。頭首工25・灌漑面積71.8ha。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7232434