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白馬渓
【はくばけい】


臼杵(うすき)川下流左岸の小渓谷。馬代(ばだい)の小谷ともいう。臼杵市大字前田字馬代。モミジの名所。天保年間自然の渓谷を利用して渓流に奇岩・奇石を組み,石橋を架け山上に祠を建てた(臼杵市勢要覧)。渓谷は臼杵川火成岩類(石英閃緑岩)からなる。明治期から白馬渓と称した。昭和8年,県道と結ぶ参道が開かれ,臼杵川に橋が架設されたことにより参拝者が増えた(臼杵史談)。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7232626