100辞書・辞典一括検索

JLogos

14

山口川
【やまぐちがわ】


堅田川上流の支流。佐伯(さいき)市大字青山を流れる1級河川。佐伯市と南海部(みなみあまべ)郡蒲江町との境にある轟峠から発して北西流。宮崎県東臼杵(ひがしうすき)郡と佐伯市青山との県境にある場照(ばてり)山(661m)から流れる芦川谷と仏口谷の水を三軒屋で合わせて山口に至る。ここで石草峰(579.7m)から発する尻高(しりたか)川を合流して,谷川や川井に至って黒沢川と合流し堅田川となる。流長9.7km・流域面積17.0km(^2)。山口を中心とする地域は毛利藩の木炭の主産地であった。現在は民有林でスギと雑木林が半々くらいにある。山口川に沿って一般県道佐伯三軒屋蒲江線がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7233923