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和間の浦
【わまのうら】


中津市大字田尻(たじり)字和間の海岸。和間の浜,間々(ままの)浜ともいう。下毛原(しもげばる)台地の最北端,周防灘に面し景勝地。天平8年出発し,周防国佐婆(さば)の海中で遭難し,幸い順風を得た遣新羅使一行が豊後国下毛郡の分間の浦に到着。一行は「万葉集」巻15に「浦廻(うらみ)より漕ぎ来し船を風早み沖つ御浦にやどりするかも」など8首の歌をとどめている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7234226