神ノ川
【かみのかわ】

肝属(きもつき)郡大根占(おおねじめ)町を流れる河川。町の東端八山岳に源を発して西流，鹿児島湾に注ぐ。延長約20km・流域面積約64.3km(^2)。中流部以下河口部付近まで溶結凝灰岩の台地を貫流して深く開析し，20～30mの急崖をもつ渓谷が続く。落差25m・幅30mの神川滝をはじめ神ノ川七滝といわれる瀑布が発達する。河床には県天然記念物の熱帯性水中顕花植物カワゴケソウ科カワゴロモが自生する。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7237118