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亀徳川
【かめとくがわ】


井之川岳に源を発し,徳之島の中部,大島郡徳之島町を東流し,太平洋に注ぐ河川。延長6km。河口は裾礁が切れており,古くから港として利用され,今も島の表玄関である亀徳港が築港されている。亀徳はかつて秋徳と呼ばれたので,当河川は秋徳川と呼ばれたこともあった。河口付近は,隆起サンゴ礁の浸食崖が続き,鍾乳洞もある。中流に神嶺ダムが建設されて,畑地灌漑のほか,亀津・亀徳地区の慢性的水不足を解消しようとしている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7237147