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桟敷島
【さしきじま】


川辺(かわなべ)郡笠沙町の北東部にある小島。同町小浦の港より東へ約800mの距離にある。四万十層・安山岩・花崗岩からなり,リアス式海岸の一部をなす。周囲は約850m・面積1万2,529.86m(^2)・最高地点32m。主要地方道川辺笠沙線のホキノ山公園からは眼下に見下ろすことができ,干潮時は歩いて渡れる。地名の由来は「地理纂考」「加世田再撰史」によると,島津忠良公がしばしば船を浮かべてこの地で遊賞して,その時の桟敷の跡であることから桟敷島と呼ばれると書かれている。現在は釣場となっている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7237648