100辞書・辞典一括検索

JLogos

20

辺田小島
【へたこじま】


姶良(あいら)郡隼人町に属し,浜之市港の南方海上1.5km,干拓地からは約700mの鹿児島湾上にある島。周囲約1.9km,最高地点124.6mで弁天島・沖小島と合わせて神造島といわれ,3島の中で最大の島。神造島の中では陸地に一番近く南へ弁天島・沖小島と続いている。付近一帯の海域は沿岸漁民の好漁場である。神造島3島の利用については観光業者の着目により開発が進められ,送電もされるようになった。ブリ・ハマチの養殖が行われている。国分市の小村新田造成の江戸末期堤防工事に使用した石材は辺田小島を中心とする神造島から船で運んだものである。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7239044