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上後閑(近代)


 明治22年~現在の大字名。はじめ後閑村,昭和30年安中町,同33年からは安中市の大字。明治24年の戸数139,人口は男365・女373,水車場5。産業の中心は養蚕と林業であったが,明治43年碓氷社加盟組合の本九十九組を設立,昭和5年には原料繭1万230貫,輸出糸1,080貫を出荷した(安中市誌)。また明治37年には日露戦争記念林として長源寺国有林の払い下げを受け,基本財産林造成を行った。大正14年には赤根沢施業森林組合,昭和14年には上後閑土工森林組合ができ造林事業が行われた。同17年後閑森林組合,同36年から安中市森林組合となった。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7282255