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十二岳
【じゅうにだけ】


青森市後潟西部,北津軽郡金木(かなぎ)町との境界にある小山塊。標高602~518m。大倉岳南部に位置し,東流する後潟川と,西流する金木川支流大倉沢・矢櫃沢との分水嶺をなし,隔壁を形成する。新生代新第三紀の岩石で山体を構成する。山頂一帯はブナ-チシマザサで覆われ,河谷にはヒノキアスナロ林が発達する。確かな登山道はなく,この山中深く入った者は道に迷い帰還できないという言伝えがある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7600543