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玉清水山
【たましみずやま】


東津軽郡蟹田町南沢西部,北津軽郡中里町との境界にある山。標高478.9m。新生代新第三紀中新世の火山活動による粗粒玄武岩類で山体を構成する。ヒノキアスナロのほかブナ・トチノキ・サワグルミ林で覆われるが,山頂にはチシマザサ草原が見られる。登山は蟹田町南沢集落を経て,南股沢沿いの尾根を利用して行われるが,中里町からも登ることができる。頂上には鳥居と祠があり,眺望に優れる。春季タケノコ採取の入山者が多い。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7600556