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大股山
【おおまたやま】


大船渡市赤崎町と気仙郡三陸町を境界とする山。標高611m。北上山地の南部に位置し,太平洋に肢節した五葉山嶺の1つ。北に大窪山(838m),東に綾里富士(479.4m)を仰ぐ。山名は,アイヌ語で奥の冬季狩猟をするところの意といい,あるいは「また」は川の分かれ目・分岐・落合という説もある。海に近いこともあり,各種の植物がみられる。南麓は綾里川の源流に当たり,全長6kmと短いが,名勝不動滝の峡谷もみられる。中腹の綾里トンネルを三陸鉄道南リアス線が盛から釜石まで通る。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7600665