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面白山
【おもしろやま】


船形連峰の火山群と蔵王火山群との中間にある火山。南方4kmの南面白山(1,225m)に対して北面白山ともいう。東根市・山形市および宮城県名取郡秋保(あきう)町との境をなす。標高1,264m。古くから山寺立石寺(りつしやくじ)の奥の院とされている。山頂には灌木に囲まれたわずかな裸地があり,「天狗の角力取場」といわれている。北方5kmに,山形と仙台(宮城県)とを結ぶ関山峠が,南山麓には国鉄仙山線の面白山トンネルが通る。南斜面に面白山スキー場が開かれ西斜面には野田平の緩傾斜地が広がり,天童高原スキー場となっている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7601097