有間山
【ありまやま】
有馬山とも書き(新編武蔵),タタラの頭(あたま)ともいう。秩父(ちちぶ)市と入間(いるま)郡名栗(なぐり)村との境にある山。標高1,214m。県立奥武蔵自然公園と武甲(ぶこう)自然公園のうち。南方の仁田(にた)山(1,207m)から北方の滝の入頭(1,071m)に続く尾根筋の総称として用いられることがある。有馬氏の持山であったことから山名となる。稜線はスズタケにおおわれ,硬砂岩の山稜は狭い。山頂近くまで林道が開かれている。東側有間谷に多目的ダムの有間ダムが建設されている。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7601742 |