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大持山
【おおもちやま】


アカハラ山ともいう。秩父(ちちぶ)市と秩父郡横瀬町との境にある山。標高1,294m。県立武甲(ぶこう)自然公園のうち。武甲山から有間山へ続く尾根の中間にあり,入間(いるま)川の源流をなす。子持(こもち)山と双耳峰をなす。山頂はミツバツツジに囲まれ展望は得られない。ヤマグルマのことを秩父ではモチといい,その大木があることから山名となる。浦山郷では紅葉時の山容からアカハラ山と俗称される。奥武蔵の代表的な峠である鳥首(とりくび)峠と妻坂(つまさか)峠が近くにある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7601768