折門峠
【おりかどとうげ】
御坂(みさか)山地内,釈迦ケ岳(1,256m)から大平山(1,188m)に至る稜線上の鞍部の1つで,大平山を東に下った部分に位置する。西八代(にしやつしろ)郡三珠(みたま)町と下部(しもべ)町の町界をなす。標高約1,105m。三珠町の高萩方面と下部川上流の下部町折門方面を結ぶ。現在は分水界を境に2町に区分されるが,かつては同一の下九一色村に属し,かつ折門から久那土方面へは道路が長いため,当峠が利用された。なお折門には昔銅山があったと伝える。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7603373 |