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鷹丸尾
【たかまるび】


南都留(みなみつる)郡山中湖村・忍野(おしの)村に広がる富士山の新期溶岩流。富士山の北東斜面標高1,400m付近から北東へ忍野村内野付近に流下して2つに分かれた溶岩流の1つで,北に分かれた溶岩流は檜丸尾という。当溶岩流の一部は山中湖西端に達し,旧忍野湖と山中湖を二分した。玄武岩で,斜長石・カンラン石の斑晶を含み,旧期溶岩に比べて磁鉄鉱を多量に含む。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7603436