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三沢川
【みさわがわ】


蛾ケ岳の南斜面に源を発する河川。全長6.14km。甲府盆地の南部,御坂(みさか)山地の西部。西八代(にしやつしろ)郡下部(しもべ)町の蛾ケ岳南斜面から発し,大平山(1,188.3m)の南斜面からの小磯(こいそ)川を合わせ,西流して芝草地内で川幅を増して氾濫原をつくり,道・切房木・車田を流れる。さらに樋田(といだ)川や開持川などを合わせ,西八代郡六郷町鴨狩地区で富士川の左岸に流入する。国鉄身延線久那土駅から上流,樋田川の合流点までが大字三沢で河床は広く氾濫原があり,県道市川身延線・県道古関割子線が,樋田川に沿っては県道山保久那土線が通り,県道四尾連湖公園線に連なる。右岸の大草には上田美枝女史の着物資料館がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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