100辞書・辞典一括検索

JLogos

10

和田山
【わだやま】


神崎郡五個荘(ごかしよう)町と能登川町の境の東端にある丘陵。標高180m,石英班岩。〓(きぬがさ)連峰佐生(さそ)山の西方に位置し,神郷山・長勝寺山の峰をもつ。山の南部は五個荘町大字和田,北部は能登川町大字神郷(じんごう)・長勝寺に属する。山頂には和田城があった。永禄11年織田信長の近江侵入のとき,和田嘉助・新助,馬淵宗綱・建綱・賢久・定房・家盛,松原賢治,木村賢治・年孝,宮本賢祐らが籠城したが,箕作(みつくり)城の落城により戦わずして甲賀へ逃れた。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7604760