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西光寺山
【さいこうじやま】


かつては螺が岳・西山ともいった。篠山市と西脇市との境にある山。標高712.9m。山頂には法道仙人の開基創建と伝えられる西光寺があった。西国巡礼の札所播州清水寺(加東郡社町)から北西に当たるので西光寺山になったと伝えられている。ちなみに北東の和田寺山頂(篠山市今田町)には東光寺があった。西光寺は応仁の乱の時,火災にあい全焼,その後山麓に再建されたのが,西方寺であると伝えられている。山頂付近はウバメガシの自生地として有名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7605090