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高御位山
【たかみくらやま】


播磨富士とも呼ばれる。加古川市志方町と高砂市阿弥陀町の境界にある山。標高304.2m。山体が石英粗面岩よりなり,山頂部も岩石が露出している。山頂部には高御位大明神を祀る社殿があり,古くから信仰の山として崇拝された。山頂からの眺望は良く,六甲連山,淡路島,西国東部も遠望できる。大正10年に関西で初めてのグライダーが,地元志方町の青年渡辺信二によって当山から飛ばされた。それを記念して飛翔という記念碑が建立されている。西方の桶居山へは尾根伝いに縦走コースもある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7605117