藤無山
【ふじなしやま】

宍粟(しそう)郡一宮町と養父(やぶ)郡大屋町との境界にある山。標高1,139.3ｍ。地質は新生代第三紀鮮新世の照来層群に属する下部火山岩層のカリ流紋岩および凝灰岩よりなる。中国山脈東端の播但山地の一部で，近くの阿舎利山（1,087.2ｍ）など1,000ｍ級の山々とともに揖保(いぼ)川の最源流部を構成している。音水深林県立自然公園の一部。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7605172