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石堂山
【いしどうやま】


有田(ありだ)郡清水町と日高郡美山村の境界をなす白馬山脈東部にある山。標高1,080m。城ケ森山(1,268m)・若藪山(1,152m)に連なり,西の水ケ宝形(みずがほうぎよう)山(1,063.3m)にも近い。北斜面の下津股谷川,南斜面の初湯川の分水界をなす。山頂付近は,護摩壇山(1,370m)を中心とする高野竜神スカイラインの開設に伴い,木材資源の搬出と植林事業のための林道が整備されつつあり,スギ・ヒノキの造林が進められてきた。かつて北斜面の下津股谷川国有林は,モミ・ツガの原生林に覆われていたが,第2次大戦前後の伐採と搬出,昭和30年代からの植林により,その姿は一変した。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7605402