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勝田ケ山
【かったがせん】


西伯(さいはく)郡中山町と東伯(とうはく)郡赤碕(あかさき)町の境界にある山。海岸から約4km南に位置する。標高1,149.1m。船上山・勝田ケ山・甲ケ山・矢筈ケ山の峰々は,古期大山(だいせん)火山活動によって形成された山体で,後にカルデラ形成時に外輪山として残ったと考えられる。山稜は,浸食崩壊による山体の開析が進むなかで溶岩流や火砕流堆積物層がよく残る。二枚以上あるともいわれる溶岩流の岩質は両輝石安山岩。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7605582