100辞書・辞典一括検索

JLogos

6

春日山
【かすがやま】


美濃(みの)郡匹見(ひきみ)町大字落合,同大字道川,美都(みと)町大字都茂(つも)の境にまたがる山。標高989m。山名は頂上に石造りの小祠があり,春日大明神を祀っていることに由来する。別称神出ケ嶽ともいう。毎年8月5日が祭日となっている。かつては山の北側にあった春日大明神が女人を忌むとの伝説から女人禁制の霊場であった。山頂は丈の低い中国ザサを含む草原で,南方に五里山の連山を,北方に日本海・大麻山・高島を遠望することができる。登路は匹見町大字落合から登るのがよい。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7605702