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弥山
【みせん】


簸川(ひかわ)郡大社町遙堪(ようかん)の北西端,平田市との境にある山。標高495m。島根半島の西方に連なる北山の西端にあって,「風土記」に「出雲御埼(いずものみさき)山(中略)西の下(ふもと)にいわゆる所造天下大神(あめのしたつくらししおおみかみ)の社いませり」と記されている現在の北山の西端に当たる山。天保年間,山崎夫八郎が稲作の肥料とするため苜蓿(うまごやし)栽培を始めるが,その苜蓿を発見したのはこの山であった(出雲市誌)。頂上には弥山神社が祀られている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7605810