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鞍掛山
【くらかけやま】


綾歌郡綾上町と綾南(りようなん)町との境界線にある山。標高188m。2峰が南北に連なり馬の鞍状をなしているのでこの名を得た。基部は北山丘陵と同じ黒雲母花崗岩であるが,頂上付近に讃岐質安山岩がのる,2つのビュートの移行で鞍部ができた珍しい地形を示している。讃岐中央部における香綾山塊の1山として,綾上町北西部にひときわ目立ってそびえる。山上からは眺望に優れ,四国の景観は,さながら盆景のように展開する。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7606637