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赤星山
【あかぼしやま】


宇摩(うま)郡土居(どい)町大字浦山と伊予三島市富郷町津根山との境法皇山脈の中の山。標高1,453m。西行法師が「忘れては富士かとぞ思ふ これやこの伊予の高嶺の雪のあけぼの」と詠んだ山という。伝説では宇摩大領越智玉澄が大山祇神を勧請する途中,この地方の局地風やまじが吹き起こり,乗っていた船が大きくゆれていたとき,この山の頂きに流星が明々と飛び,風波がおさまったので,赤星山と呼ぶようになったという。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7606718