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住用川
【すみようがわ】


大島郡大和村に源を発し,住用村を貫流し,南東岸の住用湾に注ぐ河川。延長約16km・流域面積47km(^2)。奄美大島の最高峰湯湾(ゆわん)岳,ヤクカチョボシ・小川岳・タカバチ山などに囲まれる地域を流れ,島最大の河川。上流部の川沿いに福元(ふくもと)という小集落があり,河口から約5kmの付近に神屋という小集落があるが,両集落を結ぶ河谷沿いの道路はない。神屋から約1kmほど上流には水力発電所が建設されている。河口部は典型的なリアス式海岸で,湾入は4kmに及ぶ。湾奥部には狭小な沖積地が形成されていて,湿地や干潟などもみられる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7608247