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STD
【エスティーディー】


Suspend To Disk/サスペンド・トゥ・ディスク/サスペンドトゥディスク

コンピュータを休眠状態にして電力消費を抑える「サスペンド」の形態の一つで、現在の状態をハードディスクに保存して、すべてのデバイスへの電源供給を止めてしまうモード。いわゆる「ハイバネーション」状態で、ACPIのS4ステートとしても規定されている。{LF}電源供給の状態としてはほとんど電源オフと同じで(ソフトウェア的に電源を切っている状態とはまったく一緒)、最も消費電力の少ないサスペンドモードである。しかし、ハードディスクアクセス速度はメモリと比べるとかなり遅いので、データメモリに残すSTR(Suspend-To-RAM : ACPIではS3ステート)と比べ、復帰にかかる時間は長い。{LF}STDから復帰するときはハードディスクからメモリデータを書き戻す。ハードディスクに記録されているデータには起動済みのOSイメージが書き込まれているので、復帰するときにOSの起動作業は行われない。
◆関連用語
コンピュータ;サスペンド;ハードディスク;保存;デバイス;ハイバネーション;ACPI;ソフトウェア;アクセス;メモリ;データ;STR;OS




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「IT用語e-Words」
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