池田村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡常陸国久慈郡のうち｡はじめ佐竹氏領,のち慶長14年からは水戸藩領｡村高は,寛永12年｢水戸領郷高帳｣692石余,｢元禄郷帳｣991石余,｢天保郷帳｣1,003石余,｢旧高簿｣828石余｡｢水府志料｣によれば,大子【だいご】組に属し,戸数93,村の規模は東西9町･南北1里48間｡化政期の漢詩人大窪詩仏は当村の出身(大子町史)｡寺社は真言宗宝乗院･静明神･吉田明神で,静明神は八幡社をつぶして改めたものという(新編常陸)｡明治4年茨城県,同11年久慈郡に所属｡明治22年袋田村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7271391
最終更新日:2009-03-01