綾子村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡礪波【となみ】郡松永郷のうち｡加賀藩領｡元和5年の役家12軒(利波郡家高ﾉ新帳)｡明暦2年の村御印では村高923石･免5.2,小物成は課せられていなかった(加越能文庫)｡｢天保郷帳｣では村高809石余｡寛文2年に今石動【いまいするぎ】の蔵下村に指定される｡今石動町〜福光村へ至る石動道が通る(小矢部市史)｡鎮守は神明と地蔵であった(正徳二年堂宮書上帳)｡明治2年の家数64･人口379(小矢部市史),同5年の戸数69･人口359(明治初年の礪波)｡同9年石川県,同16年富山県に所属｡同22年礪波郡埴生【はにう】村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7316981
最終更新日:2009-03-01