稲荷村(近世)
江戸期〜明治22年の村名。新川【にいかわ】郡高野郷のうち。加賀藩領。村高は寛文10年の村御印では105石・免5(高物成帳写),天保9年でも105石。三郷用水より取水。家数は,明和5年4,天保9年3,文久3年4。人口は,天保9年20,うち男11・文久3年22,うち男12(新川郡村々高免家数改帳/奥野文書)。十村組は承応3年頃は高野組,のち文政4年からは新堀組に属した。神社に稲荷社があった。明治5年の戸数4(新川県区分表)。同9年石川県,同16年富山県に所属。同22年上新川郡舟橋村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7317326
最終更新日:2009-03-01