足守村(近世)
江戸期の村名。賀陽郡のうち。毛利氏の支配を経て,慶長6年からは足守藩領。足守藩は,北政所の兄木下家定が賀陽・上房両郡内2万5,000石を領したことに始まり,慶長13年遺領相続問題による没収,浅野長晟の就封と転封を経て,元和元年木下利房が足守村に入り,以後代々受け継がれた。ただし足守村は,慶長〜寛文年間に上足守村・下足守村の2か村に分村したと思われる。なお一説には分村は天正年間とも推測されている(備中誌)。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7414477
最終更新日:2009-03-01