ケータイ辞書JLogosロゴ 北村(近世)


岡山県>英田町

 江戸期〜明治22年の村名。英田郡のうち。宇喜多氏,小早川氏の支配を経て,慶長8年津山藩領,元禄10年幕府領,享保15年大坂城代土岐氏領,寛保2年からは上野沼田藩領。村高は,「正保郷帳」113石余,「美作鬢鏡」「東作誌」「天保郷帳」「美作鏡」「旧高旧領」ともに161石余。「東作誌」によれば,田53石余・畑83石余・新田24石余,家数88・人数339,神社は荒神社など,堂は観音堂・地蔵堂,山林25か所で8町9反余(運上銀53匁余),溜池2(中間太・猿ケ池)・井堰4,郷蔵1,地字に殿ケ市・岸ノ上・大西・藤木・中卿・谷口(古名は石畑)・佐久谷(小谷川の奥の地)・西ノ村が記される。沼田県,北条県を経て,明治9年岡山県に所属。同16年連合戸長役場が置かれた。同22年河会村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7416043
最終更新日:2009-03-01




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