白男川村(近世)
江戸期〜明治22年の村名。はじめ薩摩国薩摩郡東郷のうち,明暦2年からは伊佐郡山崎郷のうち。ただし,当村は江戸期を通じて薩摩郡に属す。村高は,「天保郷帳」651石余,「旧高旧領」1,181石余。慶応4年の蔵入・給地高の合計は723石余(宮之城町史)。「県地誌」によれば,戸数242・人口1,121(士族131・平民985),牛167・馬171,用水1(長さ30町の浅井野溝),神社1(紫尾神社),小学校2(生徒総数男91),物産としては米・糯米・小麦・裸麦・粟・大豆・蕎麦・甘藷・実綿・茶・煙草・麻など。明治22年山崎村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7462340
最終更新日:2009-03-01