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![]() | 岡[近畿地方] |
紀ノ川の支流雑賀(さいか)川(和歌川)沿いに位置し,和歌山城のある岡山に続く低い丘陵の東側に接する。古くから岡という。西部の砂山を岡山といい,岡山の東を岡の谷,その南東を岡島と呼んだ。いずれも砂丘第一列の丘陵をさす岡山の名に由来する(続風土記)。なお,地内の円豆(えんどう)については,嘉禎4年9月25日の日前国懸宮四方指(日前宮古文書/和歌山市史4)に,神領と他領との西の境として「他領 雑賀庄,園豆・鈴丸」と,また年月日未詳の日前国懸宮神領境注文(同前)にも,「神領与他領之堺廿一所」の12番目に「園豆」が見える。本文書の記載が地名を南から北へと列記しており,また「鈴丸」が現在の鈴丸丁にあたることから,「園豆」は現在の和歌山市太田・手平1〜6丁目に西接する地域であったことがわかる。
【岡(古代)】 奈良期から見える地名。
【岡(中世)】 南北朝期〜戦国期に見える地名。
【岡町村(近世)】 江戸期〜明治22年の村名。
【岡町村(近代)】 明治22年〜昭和8年の自治体名。
【岡町(近代)】 昭和8〜54年の和歌山市の町名。
