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樫井[近畿地方]
角川日本地名大辞典

樫井川下流右岸に位置する。「日本紀略」延暦23年10月に桓武天皇が,和泉行幸の際に「垣日野」などにおいて遊猟したとある。垣日が転訛して樫井となったとする説もある(地名辞書)。「北野殿熊野詣日記」の応永34年9月22日条に「樫井の王子」とあるのが初見(和歌山市史4)。当地は古くは籾井(もみい)と記され,熊野九十九王子社の1つ籾井王子があった。「明月記」の建仁元年10月7日条が初見で「参サ野王子,次参籾井王子」とあり,後鳥羽上皇の熊野御幸の様子が記されている。また当地には在地の土豪籾井彦五郎の根拠地であったという籾井城があり,北朝の和泉守護畠山国清は,建武3年7月この籾井城で挙兵し,南朝方と戦っている(日根文書/泉佐野市史)。また正平6年9月同城に淡輪助重・和田助氏らが籠城している(淡輪文書・和田文書/同前)。なお応永17年9月17日の管領畠山満家奉書には「籾井王子別当職」とあり(前田家所蔵文書/和泉市史1),以後樫井と見えるようになる。下って「旅引付」文亀2年9月1日条には「櫟(樫カ)之井館」とあり,根来方の佐藤宗兵衛が当地付近を徘徊し,館内の妻子らを捕えている。
樫井(中世)】 戦国期から見える地名。
樫井村(近世)】 江戸期〜明治22年の村名。
樫井(近代)】 明治22年〜現在の大字名。