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![]() | 岩屋?[中部地方] |
鷲ケ岳と水無山に狭まれた谷間に位置し,地内を岩屋川が南流する。「越前地理指南」に,「北ニ窟アリ,口三間奥へ七間,道元和尚居ス」,あるいは「鈴厳寺跡アリ,道元和尚永平寺建立の時住居の由」とあり,地名はこの鈴厳寺山腹の岩窟伝承と関係あると思われる。鈴厳寺は白山信仰に関係あると伝え,「名蹟考」には「往昔泰澄和尚豊原寺より白山禅定の道筋,岩屋鈴厳寺とあるは則此所なり。豊原より山つたへの道なり」と記されている。岩窟のかたわらに観音堂がある。文化14年の岩屋観音縁起(上野区有文書)によると,泰澄の弟子清定行者が岩屋の霊窟に観音堂を草創し,如意輪観音・十一面観音・正観音を安置したとあり,実際かつては白山三本地仏に同じく3仏が安置されていたという。村名は慶長国絵図に初見し,高94石余。
【岩屋村(近世)】 江戸期〜明治22年の村名。
【岩屋(近代)】 明治22年〜現在の大字名。
